クバのカゴ
クバのカゴ
クバはヤシ科の植物で、沖縄では古くから御嶽(うたき)に生え、神聖な植物として扱われてきました。繊維が強く水を弾くので、井戸の水汲みとしても使われ、また、果物を入れぶら下げ、害虫から食べ物を守るなど、暮らしの中で大切な役割を果たしてきました。種水土花では、その美しいマテリアルを生かして、さまざまな大きさ、形のカゴをつくっています。
クバのトレー
クバのトレー
沖縄の民具にはトレイというものはないのですが、現代の暮らしで使いやすいものをと、オリジナルで制作した作品です。クバが水を弾く性質を持つため、洗った野菜や果物をそのまま乗せて使っていただくことができます。2019年沖縄県工芸公募展にてデザイン賞受賞。
月桃と貝のバッグ
月桃と貝のバッグ
沖縄に自生している月桃の茎を乾燥させ縄をない、その縄を一目一目編み上げました。編み方は、伝統的な“漁師網のカエルマタ”。しっかり編み込んでいるので、強く丈夫で長くお使いいただけます。
クバと月桃縄
貝殻のガーランド
クバと月桃縄
貝殻のガーランド
伊平屋の村木クバを編み上げ、沖縄の魔除け“サングァー”に結び、貝殻をあしらったガーランド。縄は月桃と芭蕉。お守りとして玄関や家の扉などに、またインテリアとしてお部屋に飾ってください。
箒
箒
沖縄では昔から、家には必ずお手製の箒がありました。箒は祭祀事に使われてきた神聖な道具でもあり、邪を「払う」ことや「掃き出す」ことから、昔から魔除けに使われてきました。また、出産とも結びつき、産神のひとつとも言われ、妊婦のお腹をなでると安産にという言い伝えもあります。ススキは穂をしっかり落とすため、洗って乾かし、海でブラッシングして仕上げます。箒の柄にはほとんど見かけなくなった“ちんぶく竹”を使用し、おばぁがつくった月桃の縄で括りました。島の素材を使い、一本一本手作業で丁寧に仕上げた箒です。
クバのランプシェード
クバのランプシェード
クバの葉を使ってランプシェードを制作しています。 「Kubagasa」は、昔からの民具 クバ笠に着想を得てつくったランプシェード。新芽を乾燥させたもの3枚を組み合わせています。最初の笠の形から先は、同じデザインのものはなく、その時の気分で流れるように編んでいきます。光を通すとまた、天然素材の柔らかな質感とマテリアルが一層引き立ちます。 また、「Planet」は、クバの大きな大きな葉を3枚裂き、間を渦巻き状に旋回させ編みました。それをさらに3枚重ね、全部で18枚〜20枚のクバの葉を使ってつくりあげたランプシェードです。ライトの下から見上げた姿は本当に美しく圧巻。南国らしい楽しげな雰囲気と力強さを感じてもらえる作品となりました。
クバのガンシナー
クバのガンシナー
ガンシナーとは、ガン(頭)とシナ(品物)という言葉を合わせたもの。沖縄では昔、これを頭に載せ、その上に荷物や野菜などを積んで運んでいました。鍋敷きやクバカゴの台座としてお使いください。
月桃縄とガラスの浮き玉
月桃縄とガラスの浮き玉
古くから漁で使われてきたガラスの浮き玉。それはひとつひとつガラス職人の手づくりによってつくられていたため、歪みや廃瓶の色もまた、味わい深いものとなっています。縄は沖縄の月桃で、宮古島、伊平屋島のおばぁによって丁寧に編まれたものを使い、種水土花で、仕立て漁師網と同じ編み方で編み上げています。光が透けて美しい浮き玉は窓際のインテリアにも最適です。
クバと稲穂の祝海亀
クバと稲穂の祝海亀
日本に古くから伝わる長寿や継続を意味する縁起物を伊平屋島のクバと島米の稲穂でつくりました。自由に海を泳ぐウミガメをイメージしています。沖縄にはお焚き上げをする風習がないので、お飾りとして通年お使いください。
オブジェ
オブジェ
クバの新芽のそのまた中心の部分を集め、オブジェにしました。夜空に輝く星のように、家々を照らしてほしいという願いを込めた「Kubanohoshi」や、マーニの葉を使って鳥の翼をイメージしてつくった「LEAF」など、植物を使って、さまざまなオブジェを制作しています。
その他、植物雑貨
その他、植物雑貨
植物を使った雑貨をさまざまに制作しています。 沖縄の風習をもとにつくった厄よけ交通安全や家内安全のお守り「マース(塩)袋」や、クバや月桃の植物を使ったピアスやイヤリング、ブレスレットなどのアクセサリーもございます。
※なお、すべてのアイテムは自然素材のため、ベージュ系の色味に変化します。その変化もまた、楽しんでいただけたら幸いです。