琉球の今

お知らせ琉球の今

POSTED2023.11.18

半年以上前から、作り溜めてきた作品をご紹介いただきます。

今年は、ほとんど出展をご遠慮して、こちらの企画展に力を注いできました。

東京近郊のみなさま
ぜひ足をお運びくださいませ。

【企画展のお知らせ】

【会期】2023年11月17日（金）-12月7日（木）
【会場】gKEYAKIZAKA 六本木ヒルズヒルサイドB1F

六本木ヒルズ　ヒルサイドB1Fにある素敵なギャラリー「g KEYAKIZAKA」の企画展「琉球の今（なま）」にGalleryはらいそとして参加いたします。

gKEYAKIZAKAの土橋さまとご一緒に厳選した沖縄の今を代表する工房の作品をご紹介。

参加工房

明石朋実（白磁）／あさと木漆工房（木漆工）／花藍舎（琉球藍織物）／金細工まつ（琉球錫器）／金城宙矛（陶器）／種水土花（草あみ細工）／新里義和（陶器）／新里竜子（陶器）／陶factory509（陶器）／紅型工房べにきち（紅型）／屋我優人（陶器）

沖縄の器は民芸運動によって全国に広がり認知度が高まり「やちむん」という呼び名で多くのファンを魅了しています。

今回ご紹介する作品は皆さまが想像する「やちむん」のイメージとは異なる新たな沖縄の現代工芸の文脈でセレクトしてみました。

まず、「創造」をとことん楽しむことに愚直に取り組む陶factory509の作品。今回は冨山進さんの作品をメインにGalleryはらいそで開催した個展でお披露目した新シリーズが並びます。

糸満でご夫婦で南端Potteryを営む新里義和・竜子さんの作品たち。義和さんの作品は器×琉球藍という未知の組み合わせに成功させ、貫入部分に施された琉球藍が美しい世界観を放ち、独特で新しい沖縄の器。また竜子さんの作品はしのぎや透かし彫りといった巧みな技法を用いた曲線美が美しい作品は心を奪われます。

100年前に途絶えてしまった琉球錫器を復活させた金細工まつの琉球錫器。錫のやわらかさを利用して造形的に作り上げた泡盛に合わせた伝統的な酒器や現代の暮らしに合わせたスタイリッシュな花器やお皿が並びます。

沖縄では珍しい磁器の作品を作る明石朋実さんと屋我優人さん。
明石さんは白磁に繊細な染付の技巧を施す器を制作し、屋我さんは美しい青磁の茶器や酒器などを制作しています。

沖縄の土にこだわり、粉引や灰釉（かいゆう）、がじゅまるで作った釉薬を用いて穴窯を中心に器を作る金城宙矛さんの陶器。

ご紹介する明石さん、屋我さん、金城さんは、2023年9月に発表された第5回日本陶磁協会現代陶芸奨励賞の公募展に参加。

明石さんは審査員特別賞を受賞し、金城さん、屋我さんもそれぞれ入選を果たしました。日本の工芸品を牽引していくのではと囁かれる実力ある彼らの作品をご高覧ください。

そして、沖縄の木材を使い、木目の自然がなせる曲線美に寄り添いながらスタイリッシュなモノづくりをするあさと木漆工房の作品。秋深まるこの季節に心がホッとする温もりのある木の器を迎えてみてはいかがでしょうか？

伊平屋島のクバを用いて民具の域を超えた独自のスタイルで作品を生み出す種水土花の作品。ベジタブルトレイなどリビングを上質にしてくれる作品の他に新作の額装シリーズもお披露目いたします。

沖縄の今を象徴する染織りとして10年来のお付き合いのある「花藍舎」と「紅型工房べにきち」より、空間演出にふさわしい紅型のタペストリーやパネルや琉球藍のポジャギやストール、カゴ鞄などが並びます。

今回セレクトした二つの染織り工房は日本民藝館にて受賞経験のあるはらいその企画展でも大変人気のある工房です。ぜひ六本木に訪れる皆さまにも楽しんでいただけるようなラインナップでセレクトしましたのでお楽しみに。

★スペシャルイベント

那覇の会員制BAR泡盛倉庫さんによる、
泡盛と琉球料理のペアリング会を開催いたします。

琉球料理・泡盛の美味しい飲み方・ペアリング体験を通して、
沖縄の手しごとやその背景にある歴史物語をお届けいたします。
※要事前予約のイベントなっております。

期日：11月18日(土)・19日(日)
開始時間：16時～18時
場所：g keyakizaka
東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズヒルサイドB1F
電話番号:03-6812-9163
https://g-roppongi.jp/pages/about-us

会費：8,000円税込
内容：お料理7品とペアリング泡盛6～７品

お申し込みはgKEYAKIZAKAのホームページにて承っております。

これを機にぜひ遊びにいらしてください。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています♪

【在廊日】
Galleryはらいそ河野さん　18日、19日終日在廊　
金細工まつ上原さん　17~20日在廊

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